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​ピラティス セッション

The Body Arts & Science

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身体は環境やライフスタイル、食生活の影響を受けるため、常に変化を続けています。

ナウシカでは、身体と感覚の両方に深く働きかけるよう姿勢の観察力、呼吸と緊張の調整力、重心・軸の知覚、動作の選び方の知性を身につける「学習 (method)」として工夫されたセッションを行います。

周りの目を気にしない静けさと集中に包まれた空間で、専門知識と経験を持つトレーナーが身体を最適な状態へと導きます。

​からだは本当に大切なものを守るための土台

 

50歳以上の「健康と身体」に関する悩みは、加齢に伴う筋肉・神経・代謝の変化に起因します。

​ピラティスは繊細な動きを繰り返すことで筋肉と神経の協調性を高め、身体機能の回復と維持、痛みの予防、動作の質、長期的な身体の自律を促します。その効果を最大限に引き出すためには、あまりセッションの間隔を空けずに受けていただくことをおすすめしています。

​身体を動かすことは自分に触れること。それは、自分を尊び、人生で本当に大切なものを守るための最も私的で美しい習慣です。​

 

SUPピラティスを楽しむ50代女性

​Less effort, More awareness.

​50歳から感じやすい、からだの変化とピラティスでできること

​姿勢(背中の丸まり、首の負担)

加齢によって背骨の柔軟性や支持力が低下すると、背中が丸まり、首や肩にも負担がかかります。 ピラティスでは「背骨を分節的に動かす練習」と「体幹深層筋(腹横筋・多裂筋など)の活性化」を行います。これにより、姿勢の軸を再教育し、日常動作での疲れにくさや美しい姿勢へとつながります。

​腰や関節の違和感

腰や膝は、筋力や柔軟性の低下によって負担が集中しやすい部位です。 ピラティス専用マシンは、体を支えながら運動できるため、関節に負担をかけずに安全に筋力を鍛えることが可能です。特に股関節や大腿の筋群を強化することで、腰や膝にかかる負担を軽減し、動作の安定性を高めます。

​平衡感覚の低下、つまずき・転倒

50歳を過ぎると、バランス感覚や反射が少しずつ衰えていきます。 ピラティスはあえて体が不安定な状況をつくり、その環境下でエクササイズを行い体幹と下肢の協調性を高めます。これにより、歩行や階段での安定感につながり、転倒予防の観点からも有益とされています。

​骨の健康(骨粗しょう症と骨折リスク)

ライフステージの移行とともに男女問わずホルモンバランスによる骨密度の低下が進みやすく、骨の健康維持が大きなテーマとなります。 ピラティスでは、脊柱を伸ばす動きや立位での荷重運動を安全に取り入れることで、骨に適度な刺激を与えます。同時に、背骨や胸郭の可動性を保つことは、圧迫骨折のリスクを減らす生活習慣の一助にもなります。

​呼吸の浅さ(呼吸機能の低下)

年齢とともに胸郭の柔軟性や横隔膜の働きが低下し、呼吸が浅くなりがちです。ピラティス特有の「胸郭を広げる呼吸法」は、呼吸筋を強化し、酸素を取り込みやすい身体を育てます。姿勢改善とも相まって、日常の動きやすさにも直結します。

​体重と体型(筋力・柔軟性の低下)

基礎代謝が落ちていくと、体重管理や体型維持が課題になります。 ピラティスは全身の筋肉を均等に使うため、筋量を維持しやすく、基礎代謝を下支えします。また「動きの質」を重視することで、ただ消費する運動ではなく「しなやかで美しい体づくり」に結びつきます。

​心のゆらぎとストレス

心理的ストレスは高血圧や睡眠障害などに影響し、心身の不調を招く要因となります。ピラティスは呼吸と動作を統合することで自律神経の調整を助け、特に胸式呼吸が深い呼吸と副交感神経の働きを促します。動作に集中する時間は、日常の雑念から離れ、心をリフレッシュさせる機会となります。

身体と静かに向き合うプライベートセッションのひとこま

からだの現在地を知るために
まずはレッスン体験から

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ナウシカのパーソナルセッションは、お客様の身体を理解し必要なものが何かを見極めるためのカウンセリングから始まり、身体の状態や動きの癖を丁寧に読み取りながら組み立てられます。セッションでは目的に応じて複数のピラティス専用の器具類を使い分け、繊細に調整されたピラティスを行なっています。

​セッションの終わりには、セルフケアのためのポイントや日常生活で気をつける点などをお伝えします。

キャデラックマシンを使ったパーソナルセッションを受ける50歳女性の後ろ姿

​誠実であること、本物であること

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ピラティスは医学的な診断や治療を代替するものではありません。ただし、上質な運動習慣として、年齢を重ねた体にやさしく寄り添う力を持っています。

昨今、あたかも「国家資格」や「医療と同等」と誤解を与える優良誤認となるような宣伝が散見されます。これは法的にも社会的にも適切ではありません。私たちはそうした手法を用いず、運動としてのピラティスを正しくお伝えすることを信条としています。

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